皆様こんにちは。ピアノ講師の植原です。
昨日は恩師の室井摩耶子先生の104歳のお誕生日でした。
ご自宅へ伺いましたが、頭は本当にしっかりされていて、
昔と変わらないお話に驚くばかりでした。
恐らく日本で最高齢のピアニストではないでしょうか。
良くテレビでも朝からお肉を召し上がったり、「徹子の部屋」にご出演されたりと
ご覧になった方も多いのではないでしょうか?
室井先生との出会いは、ドイツ留学を考えていた頃に
友人がベートーヴェン弾きとして有名な先生のお宅へ取材に伺ったという話を聞き、
紹介をして欲しいと頼み込んだのが始まりで、先生のお宅へ伺うようになりました。
その頃もう日本の音大を卒業して数年経っていましたが、
まだまだ私の奏法は何かが足りないと思っているころでした。
先生の御本の中で室井先生もドイツへいらした時に
言葉の壁以上に奏法の壁があるという事実感されたとの事。
レッスンの初日には「もう一度一からやり直しね!」というレッスンに
ガーン!という感じで帰宅したのを覚えています(笑)
そのお陰で無事ドイツの国立の音大に入学することができました。
それから現在まで先生の仰る『音の文法』をあらゆる曲にあてはめて練習しています。
最初は頭でわかっていた事も年ごとに体に段々としみてきます。
室井先生に教えていただいた『音の文法』を
是非お若い方へも伝えていきたいと思ってレッスンをしています。
ご興味のある方は是非体験レッスンへいらしてみてください。
目からウロコのレッスンですよ!
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